home

重症妊娠悪阻を知って欲しい③

こんにちは!さくらです。

今回は、「重症妊娠悪阻を知って欲しい③」と題しまして、10日間の入院の記録を綴りたいと思います。

【病院生活の10週目】

入院してからは、何があってもすぐに対応してもらえる安心感で本当にホッとしたのを覚えてます……。

そんな10週、どんな事をしていたかを綴ります。

少しずつご飯を食べる

数日経って、少しずつ食べ物を口に出来る様になってきました。
と言っても、以下のようなご飯というかおやつみたいな食事でした。


最初はこの食事を半分だけ頑張って食べて、といった感じです。

点滴も自分の様子と相談しながら少しずつ少しずつ減らして、何とか日常に戻る訓練をしていました。

とにかく数える

入院中、もちろんやることがないので本当にでした。

でも、本を読むのも動画を見るのも気持ち悪いので出来ることがなくて本当に苦痛で……

寝ている時だけは気持ち悪くないので、とにかく眠りたい(もっと言えば臨月まで麻酔銃で眠らせて欲しかった)

そこで私がやっていたのは、
1.点滴が落ちるのを眺めてカウント
2.病院の天井の模様をカウント

ちなみに私がカウントしていた病院の天井の模様はこちら↓笑


数え甲斐がありますよね😇
模様のある天井で良かったです(?)

やっぱりまだ色々臭い

徐々にマシになってきたとは言え、匂いがキツく感じるのは変わらず……

持ってきたシャンプー(いつも使ってるやつ)は、匂いがキツすぎて無理になり病院のリンスインシャンプーを使っていたら、元々傷んでいた髪がさらに終わりました。

でもそんな事どうでもいいくらいとにかく、シャンプーや洗剤とかの匂いが無理でした。

きつい香水をずっとそばで嗅いでるようなそんな感じの感覚に近いです。

寝返りを打つときにフワッと自分のパジャマから香る柔軟剤とかでも「ウッ」となっていたほどです🤢

「頼むからこの世から匂いなくなってくれ」
とそんな事を毎日強く願ってました笑

よだれが止まらない

よだれづわり、とも言うらしいですが、入院中本当にこれが辛かったです。

謎によだれが溢れて止まらなくて、用意してもらったトレイに何回もペッペッ吐いてました😵‍💫

妊娠したらよだれ止まらなくなるとか、誰が想像しただろうか…‥って感じです🥲

個人差はあると思いますが、本当に私の体に何が起こっていたのやら……

【もう終わると自己暗示をかけた11週】

この頃になると、ようやく点滴もなく過ごせるようになってきていました。

でもやっぱりまだまだ気持ち悪い

耐えられない時は処方された飲み薬の吐き気止めを飲んでいました(これも気休め感はあるのですが…)

鉄剤の副作用、乙

先生から、「12週に入ると胎盤が完成してきてつわりもマシになることが多いからもうカウントダウン始まってるよ!」と励まされたこのとき。

わーい\(^o^)/となりそうですが、ずっーーと気持ち悪いせいで心が荒んでいた私は
「言ったな??? おい、言ったな!?!?」って気持ちになりました😅(気持ちになっただけで、口にはしてません、ギリギリ)

加えて、血液検査の結果、貧血であることが判明し、鉄剤を処方されたのですが、

「鉄剤の副作用で吐き気があるかもです」とサラッと告げられ……

🤯
え?? なんで???
つわりで気持ち悪いから入院してんのに、え??んんん???? チョットナニイッテルカ、ワカラナイ。てか、それ聞いたら余計気持ち悪い気になるから言わないで???

となったのをよーく覚えてます笑

本当に飲みたくなかったなぁ……🥲

ようやく退院

10日間の入院生活を経て、

外の世界、匂いは大丈夫か……

また家で水も飲めないほど吐いたらどうしよう……

でもそろそろ仕事のこと考えないと……

などなど、不安もたくさんあったのですが、ご飯もぼちぼち食べられるようになっていたので退院することにしました。
(病院のベッドが固すぎて、体が痛いのもあった)

帰る前に夫に(偉そうに)お願いしたことが以下です。

朝から窓を開けて換気扇をガン回しにして欲しい(前の日のご飯の匂いが残っていると気持ち悪くなるため)

朝、リビングでコーヒーを飲まないで欲しい(匂いが染み付いてしまい気持ち悪くなるため)

リビングにある洗濯物はしまって欲しい(洗剤の匂いで気持ち悪くなるため)

今になってLINEを見返したら本当に事務的かつ偉そうで自分で引きました笑

でもそれくらい外の世界への不安があったわけです……(許して🫠)

こうして夫の協力を得つつ、何とか退院したのでした……


さて、次回はついに重症妊娠悪阻体験のまとめになります。

つわりの時に思った事や伝えたい事を書いていきたいと思います。

良かったらまた読んでください。

では!